2015年 09月 09日
日本投資は始まったばかり |
500スタートアップスに続き、米VCのフェノックス・ベンチャーキャピタルも7月に、今後3年で日本で200億円のベンチャー投資をする計画を打ち出した。
昨年は4億円程度だった。
東京工業大学で学んだアニス・ウッザマンCEOは日本のベンチャーは宝の山だと話す。
電動バイク事業をアジア展開するテラモーターズなどに出資してきた。
こうした日本の技術を評価する底流に円安という有利な投資条件が重なり、日本のベンチャーの「魅力」がクローズアップされている。
今年に入り投資が活発になってきたのはこのためだ。
海外マネーの矛先はM&Aにも向かう。
今月初旬、米グーグル系投資会社が出資する英語教育ベンチャー、米イングリッシュセントラルが、無料通話ソフト「スカイプ」を活用した英会話ベンチャーのラングリッチを買収した。
同社の親会社ヒトメディア(東京・港)の森田正康CEOは「グローバル進出での相乗効果が見込める」と判断した。
海外企業からの買収や出資提案に対するベンチャーの見方も変わってきている。
かつてはまず日本で実績を積むことを優先する経営者が多かったが、スマホの普及で国境の意味が薄れ、当初から世界を狙う例も増えている。
500スタートアップスから米ファンド経由で出資を受けた翻訳仲介サービスのゲンゴのマシュー・ロメインCEOは500スタートアップスの世界中のネットワークは顧客や提携先探しに有益だと話す。海外からの刺激が産業の新陳代謝を促す流れができつつある。
ベンチャーエンタープライズセンターの調査では、創業後5年以内のベンチャーの資金調達に占める海外資本の割合は13年のほぼゼロから14年に3%に上昇した。
中国やシンガポールに比べれば日本投資は始まったばかり。
米国のベンチャー投資額は500億ドル近くと日本の約40倍もある。
投資を呼び込む余地は大きそうだ。
昨年は4億円程度だった。
東京工業大学で学んだアニス・ウッザマンCEOは日本のベンチャーは宝の山だと話す。
電動バイク事業をアジア展開するテラモーターズなどに出資してきた。
こうした日本の技術を評価する底流に円安という有利な投資条件が重なり、日本のベンチャーの「魅力」がクローズアップされている。
今年に入り投資が活発になってきたのはこのためだ。
海外マネーの矛先はM&Aにも向かう。
今月初旬、米グーグル系投資会社が出資する英語教育ベンチャー、米イングリッシュセントラルが、無料通話ソフト「スカイプ」を活用した英会話ベンチャーのラングリッチを買収した。
同社の親会社ヒトメディア(東京・港)の森田正康CEOは「グローバル進出での相乗効果が見込める」と判断した。
海外企業からの買収や出資提案に対するベンチャーの見方も変わってきている。
かつてはまず日本で実績を積むことを優先する経営者が多かったが、スマホの普及で国境の意味が薄れ、当初から世界を狙う例も増えている。
500スタートアップスから米ファンド経由で出資を受けた翻訳仲介サービスのゲンゴのマシュー・ロメインCEOは500スタートアップスの世界中のネットワークは顧客や提携先探しに有益だと話す。海外からの刺激が産業の新陳代謝を促す流れができつつある。
ベンチャーエンタープライズセンターの調査では、創業後5年以内のベンチャーの資金調達に占める海外資本の割合は13年のほぼゼロから14年に3%に上昇した。
中国やシンガポールに比べれば日本投資は始まったばかり。
米国のベンチャー投資額は500億ドル近くと日本の約40倍もある。
投資を呼び込む余地は大きそうだ。
by ameaki106yh
| 2015-09-09 11:35
| ベンチャー