2015年 09月 25日
利用しやすくなったことが一因 |
東山小でこうした教育ができるようになったのは2013年度からだ。
都はこれまで、約6校に1校の割合で「通級指導学級」を設置。
同学級がある学校の児童以外は、近隣の設置校に通っていた。
これだと在籍校の担任と通級指導学級の教員は互いの学校での児童の様子を把握しにくい。
保護者の送り迎えの負担が大きいことも欠点だった。
このため都は16年度からの3年間で全小学校に特別支援教室を置き、発達障害児の教育ができる体制を整えることにした。
目黒、北の両区と狛江市、羽村市はモデル地域として、先行して態勢づくりを進める。
目黒区は空き教室を改装するなどして全22校に特別支援教室を置いた。
このうち東山小など7つの拠点校に特別支援教育の担当教員を配置。
他の15校を巡回して児童を指導する。
以前も週2日、近隣校に通って発達障害児らの指導をしていた林教諭は「在籍校の担当教師と日常的に会えるようになり、児童の様子や指導法について情報交換がしやすくなった」と話す。
在籍校での普段の様子を見られるようになったことも有益だという。
目黒区立駒場小学校の特別支援教室には週2日、東山小の教員が教えに来る。
教室に通う児童の担任の女性教諭は「特別支援の担当教員が職員室にいると相談しやすい」と歓迎。
児童は慣れた自分のクラスで過ごす時間が長くなった。
「同級生の発達障害に対する理解も進みやすい」という。
同区の特別支援教室の利用者は過去3年間で2.5倍に増えた。
送迎の必要がなくなり、利用しやすくなったことが一因のようだ。
では、推奨サイトをご紹介します。
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by ameaki106yh
| 2015-09-25 17:46
| ベンチャー